[ワシントン/シカゴ 25日 ロイター] - 米大手航空会社の経営陣が26日、ホワイトハウスでペンス副大統領や関係当局の幹部らと会談することがわかった。3人の関係筋が明らかにした。
会合に参加するのは、アメリカン航空 (O:AAL)、デルタ航空 (N:DAL)、サウスウエスト航空 (N:LUV), ユナイテッド航空 (O:UAL)、ジェットブルー (O:JBLU)の最高経営責任者(CEO)ら。
会合では、欧州連合(EU)による米国からの渡航制限延長を巡る対応や、空港での検温、旅客の追跡調査、新型コロナウイルス感染拡大が旅行需要に与える影響などが議題となる見通し。
ホワイトハウスはペンス副大統領が26日午後に航空会社の幹部と会談することを確認したが、企業名には言及しなかった。
航空会社は会談についてコメントを控えた。
米航空業界は、渡航に伴う安全への懸念に対処するため、トランプ政権に乗客の検温義務化を求めている。
ロイターは5月9日、米政府が空港での検温義務付けを検討していると報じたが、米当局者が25日に語ったところによると、まだ決定されておらず、担当する機関も未定という。
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