原油先物は下落、協調減産縮小に伴う供給過多懸念などで

Reuters

発行済 2020年08月03日 10:22

[東京 3日 ロイター] - 週明け3日アジア時間の原油先物は下落。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が8月から協調減産の規模を縮小することによる供給過多や、新型コロナウイルス感染者の世界的増加に伴う燃料需要の回復の遅れへの懸念が重し。

0001GMT(日本時間午前9時01分)時点で、北海ブレント先物 (LCOc1)は0.08ドル(0.2%)安の1バレル=43.44ドル。米WTI先物 (CLc1)は0.12ドル(0.3%)安の40.15ドル。

7月はブレント原油は4カ月連続、WTIは3カ月連続の上昇となり、ともに新型コロナウイルス流行によるロックダウン(都市封鎖)が世界で導入された4月の急落から持ち直した。