前ローマ教皇の重篤報道、バチカンが否定 「心配な状態でない」

Reuters

発行済 2020年08月03日 18:31

更新済 2020年08月04日 03:27

[ベルリン/バチカン市 3日 ロイター] - バチカン(ローマ教皇庁)は3日、前ローマ教皇ベネディクト16世が重篤な状態にあると伝えたドイツ紙の報道に関して、「特に心配される状態ではない」と明らかにした。

独紙パッサウ・ノイエ・プレッセは同日、伝記作家のペーター・シーウォルド氏の話として、93歳の前教皇が非常に衰弱しており、声もほとんど聞き取れないと報道。帯状疱疹を患っているとした。