米連邦地裁、トランプ氏申し立て棄却 財務記録の召喚状阻止巡り

Reuters

発行済 2020年08月21日 00:46

更新済 2020年08月21日 02:36

[20日 ロイター] - 米連邦地裁は20日、トランプ大統領が財務記録の開示を求める召喚状を阻止するために起こしていた訴訟について、トランプ大統領の申し立てを退ける判断を下した。

連邦最高裁は7月、ニューヨーク州検察当局がトランプ大統領の財務記録の開示を求めていた訴訟で、大統領免責を理由に開示を拒否していたトランプ大統領側の主張を退け、同記録の連邦大陪審への提出を求めた召喚状は有効との判断を示した。これを受け、トランプ大統領の弁護団は改めて異議申し立てを行っていた。

判事は、財務記録開示を免除することは大統領免責の「過大な誇張」に当たると述べた。