米下院外交委、ロシア反体制指導者襲撃巡る調査要請 制裁も示唆

Reuters

発行済 2020年09月09日 06:09

[ワシントン 8日 ロイター] - 米下院外交委員会の民主党と共和党の代表は8日、トランプ大統領宛ての書簡で、ロシアの反体制指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の毒殺未遂疑惑について調査を実施するよう要請した。ロシアに対する制裁措置が必要になる可能性についても示唆した。

ナワリヌイ氏は8月、ロシア国内で意識不明の重体となり、現在ベルリンの病院で治療を受けている。独政府は今月2日、同氏に神経剤「ノビチョク」が使用された「疑いのない証拠」が得られたと表明した。