トランプ氏、アリゾナ州でヒスパニック系有権者にアピール

Reuters

発行済 2020年09月15日 12:26

[フェニックス 14日 ロイター] - トランプ米大統領は14日、アリゾナ州のフェニックスを訪れ、ヒスパニック系住民との討論会を開催した。トランプ氏は、ヒスパニック系有権者の支持率で民主党のバイデン候補を追い上げており、11月選挙に向け支持を訴えた。

新型コロナウイルス感染への懸念があるにも関わらず、数百人が屋内の会場で近い距離で着席し、討論会に参加した。

ロイター/イプソスの世論調査によると、ヒスパニック系有権者の支持率では、バイデン氏が7月時点でトランプ氏を30ポイントリードしていたが、8月にその差は9ポイントに縮小した。

トランプ氏の追い上げを受けて、バイデン氏は15日、キューバ系米国人が多く住む激戦州のひとつフロリダ州を訪問する予定。