米共和ロムニー氏、選挙前の承認採決を支持 最高裁判事指名巡り

Reuters

発行済 2020年09月23日 01:08

更新済 2020年09月23日 09:27

[ワシントン 22日 ロイター] - 米共和党の重鎮でトランプ大統領に批判的とされるミット・ロムニー上院議員は22日、18日に死去したルース・ギンズバーグ最高裁判事の後任人事を巡り、トランプ氏が指名する候補者について、11月の大統領選挙前の承認採決を支持する立場を表明した。承認手続きを担う上院では、選挙前の承認に向けた環境整備が整いつつある。

トランプ氏はギンズバーグ氏の後任候補を26日午後5時(日本時間27日午前6時)に発表する見通しだと明らかにした。

選挙前に上院で承認採決を実施すべきだと主張している。

一方、民主党は、大統領選が終わるまで手続き進めるべきでないと主張している。

上院(定数100)で与党共和党は53議席を占める。選挙前の承認採決を阻止するには共和党内で4人が反対する必要がある。

共和党内ではこれまで、スーザン・コリンズ、リサ・マカウスキ両議員が大統領選前の承認を見送るべきだとの立場を表明している。

2人の共和党関係者は、大統領選前の承認採決に向け党内で十分な支持が集まっていると語った。