米メキシコ湾岸の石油施設が相次ぎ操業停止、ハリケーンに備え

Reuters

発行済 2020年10月07日 09:38

[ヒューストン 6日 ロイター] - 米メキシコ湾岸のエネルギー各社は6日、5段階分類で2番目に強い「カテゴリー4」に発達したハリケーン「デルタ」の接近に備え、湾岸の石油施設の操業を相次ぎ停止し、作業員を退避させている。

デルタはカリブ海を進んでおり、風速は約63メートル。メキシコのユカタン半島をかすめた後に再びメキシコ湾に到達すると予想されている。

英蘭ロイヤル・ダッチ・シェル (L:RDSa)は6日、メキシコ湾岸の9施設で必要不可欠な人員を残して作業員を退避させており、操業停止に向け準備していると表明。