ノルウェー油田労組のスト継続、北海最大油田が14日に操業停止も

Reuters

発行済 2020年10月08日 09:24

[オスロ 7日 ロイター] - ノルウェーの石油大手エクイノール (OL:EQNR)は7日、同国の海洋油田労働者によるストが来週14日までに終了しない場合、同社が操業する北海最大のヨハン・スヴェルダップ油田の操業を停止する必要が生じると明らかにした。

同油田の生産量は最大で日量47万バレル。

エクイノールの広報担当者はロイターに対し、ストの影響で他の4油田が早ければ10日に操業を停止する可能性が高いと語った。

ノルウェーの海洋油田労働者の労組「Lederne」は、ノルウェー石油・ガス協会(NOG)との賃金交渉決裂を受けて9月30日にストを開始。ストは5日に規模を拡大し、6つの海洋油・ガス田が操業を停止している。