ノルドストリーム2巡るポーランドの罰金、米を喜ばす狙い=露外務省

Reuters

発行済 2020年10月09日 09:04

[モスクワ 8日 ロイター] - ロシア外務省報道官は8日、同国国営天然ガス独占企業ガスプロム (MM:GAZP)のガス・パイプライン事業「ノルドストリーム2」の建設をめぐり、ポーランド当局が同社に巨額の罰金を科したのは、米政府を喜ばせるのが狙いだと指摘した。インタファクスが報じた。

ポーランド独占禁止当局は7日、ガスプロムが同国政府の許可なくパイプライン建設に着手したとして、罰金290億ズロチ(約76億ドル)超の支払いを命じた。