豪州産大麦への追加関税、中国が撤廃要請を拒否=関係筋

Reuters

発行済 2020年11月02日 16:20

[シドニー 2日 ロイター] - 中国は、オーストラリアによる同国産大麦への輸入関税撤廃要請を拒否した。事情に詳しい関係者2人がロイターに明らかにした。

中国は今年5月、豪州産大麦の価格が不当に安いとして、合計80.5%の不当補助金関税と不当廉売相殺関税を導入した。

一方オーストラリアは、これを不服として8月に正式な見直しを中国側に要請した。

ある豪政府関係者はロイターに対して「先週要請が通らなかったと伝えられた。かなり失望しているが、驚きではない」と述べた。

中国商務省と豪外務貿易省はコメントの要請に応じていない。豪データによると、豪州産大麦輸出の約70%は中国向け。

中国は、生態学的に極めて重要な国内河川の水質などを浄化する豪政府の計画が豪大麦生産者への補助金に相当すると主張。一方、豪政府はこれを否定している。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20201102T071849+0000

アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存