オーストリア、過激派モスクを閉鎖 ウィーン銃撃テロ巡り

Reuters

発行済 2020年11月07日 01:47

[ウィーン 6日 ロイター] - オーストリア政府は6日、首都ウィーン中心部で2日に起きた銃撃事件を巡り、実行犯が出入りしていたモスクとイスラム協会を閉鎖したと発表した。実行犯の過激思想に影響を与えたと判断した。

事件直後に警察に射殺された実行犯は、オーストリアと北マケドニアの二重国籍を持つ20歳の男で、過激派組織「イスラム国」(IS)に参加するためにシリアへの渡航を試みたとして昨年4月に有罪判決を受けていた。