OPECプラス、少なくとも3カ月の減産幅縮小先送りを検討

Reuters

発行済 2020年11月17日 00:32

更新済 2020年11月17日 04:27

[ドバイ/ロンドン 16日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟産油国を加えた「OPECプラス」が、石油価格支援に向け、来年1月に予定している200万バレルの減産幅縮小を少なくとも3カ月先送りすることを検討している。関係者が16日、ロイターに述べた。

関係筋によると、770万バレルの減産幅をさらに3─6カ月継続する案に支持が広がっており、「3カ月先送りされる可能性が高い」という。

ある関係筋は「需要が減退しているほか、リビアの生産が拡大していることから、話し合いは可能だ」と述べた。