日米首脳が電話会談、同盟強化で一致 菅首相の早期訪米へ調整

Reuters

発行済 2021年01月28日 03:46

更新済 2021年01月28日 05:00

[東京 28日 ロイター] - 菅義偉首相は28日未明、バイデン米大統領と電話会談した。日米首脳の電話会談はバイデン氏の大統領就任後で初めて。両首脳は日米同盟の強化で一致したほか、菅首相ができるだけ早期に訪米する方向で調整することを申し合わせた。

菅首相は、バイデン大統領と充実したやり取りができたとした上で、今後もこうした電話会談を重ね、両国の同盟関係を強化していくことで合意したと述べた。

米ホワイトハウスによると、両首脳は日米同盟が「自由で開かれたインド太平洋の平和と繁栄の礎」として重要であるとの認識で一致。沖縄県・尖閣諸島は米国による防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用対象であると再確認した。