Reuters
発行済 2021年01月28日 16:22
[北京 28日 ロイター] - 中国の崔天凱駐米大使は28日、米国が中国を「戦略的競争相手」として扱うのは誤った判断で、間違いにつながる恐れがあると警告した。
トランプ前政権は2008年に中国を戦略的競争相手と位置づけ、通商や新型コロナウイルスなどさまざまな問題で対立してきた。
崔氏はオンラインフォーラムで、中国のレッドライン(譲れない一線)を超えないよう米国に求める一方で、米国との平和的共存を求める中国の立場を改めて主張した。
「中国を戦略的競争相手や仮想敵国として扱うことは重大な戦略的判断ミスになる。そのような認識に基づいてまとめられた政策は深刻な戦略的間違いを導くだけだ」と指摘した。
中国は対立ではなく協力を望んでいると強調し、対話を通じた相違点の解消を求めた。
一方で主権と領土の一体性を巡る問題では譲歩しないとし「中国は引き下がらない。米国が中国の核心的利益を尊重しレッドラインを超えないことを望む」と述べた。
その上で、バイデン大統領は中国に対し多国間の協調を重視したアプローチを取ると予想されるが、反中連合は「新たな不均衡」を生み出す可能性があると警告した。
崔氏はバイデン政権が地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」への復帰や世界保健機関(WHO)からの脱退撤回を決めたことを歓迎すると表明。中国は新型コロナとの戦いや、経済・金融リスクを回避するための世界的な政策調整で米国と協力したいと述べた。
が書いた: Reuters
金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。