原油先物は反落、ドル高で 米寒波で供給なお逼迫

Reuters

発行済 2021年02月17日 11:54

[メルボルン 17日 ロイター] - アジア時間の原油先物は下落している。ドルの上昇が背景。前日までは米南部の寒波で原油生産や精製が停止したことを受け、2日連続で上昇していた。

0140GMT(日本時間午前10時40分)現在、米WTI原油先物は0.33ドル(0.6%)安の1バレル=59.72ドル。前日に付けた13カ月ぶり高値の60.95ドルから押し戻されている。

北海ブレント先物は0.40ドル(0.6%)安の1バレル=62.95ドル。

アクシのチーフ市場ストラテジスト、スティーブン・イネス氏はリサーチノートで「米(国債)利回りの上昇を背景にドルが堅調となり、原油相場は下落している」と指摘した。