トルコ中銀、政策金利据え置き タカ派姿勢維持

Reuters

発行済 2021年02月19日 00:15

[イスタンブール 18日 ロイター] - トルコ中央銀行は18日の政策決定会合で、主要政策金利の1週間物レポレートを予想通り17%に据え置いた。一方、15%に上昇したインフレ率の抑制へ必要なら政策を引き締めるタカ派姿勢を示した。

物価上昇率が今後3年間で目標の5%まで低下するまで、金融政策を引き締めて「強力なディスインフレ効果」を生み出すと改めて強調した。

金利は2会合連続で据え置かれたが、新興国の中でも最も高い水準にある。利下げはインフレが緩和するとみられる第3・四半期まで予想されていない。