ロシア、米国の制裁に報復へ=外務省報道官

Reuters

発行済 2021年03月03日 16:59

[モスクワ 3日 ロイター] - ロシア外務省は2日遅く、米政府が導入した対ロシア制裁について、「敵対的な反ロシアの突き刺し」であり、両国関係が一段と悪化したと表明、報復措置を講じる意向を示した。

米政府は2日、ロシアが昨年、反体制派指導者ナワリヌイ氏を神経剤を使用して殺害しようとしたとして、7人のロシア政府高官のほか、14団体に対し制裁を科した。

ロシア外務省の報道官は「こうした諸々のことは、あからさまな内政干渉を続ける口実でしかない」とし「われわれは耐え忍ぶつもりはない。相互主義の原則に基づいて対応するが、必ずしも対称的であるとは限らない」と述べた。