南アGDP、第4四半期は前期比年率6.3%増 通年では7%減

Reuters

発行済 2021年03月09日 20:14

[プレトリア 9日 ロイター] - 南アフリカ統計局が発表した2020年第4・四半期の国内総生産(GDP)は、季節調整済みの年率換算で前期比6.3%増加した。製造業、建設業、卸売り・小売り業が拡大した。

ただ、2020年通年では7%減と、1946年以来の大幅なマイナス成長となった。2019年は0.2%増だった。

同国は、新型コロナウイルスの流行前から景気後退に陥っていたが、厳格なロックダウン(都市封鎖)を導入したことで、景気が大幅に悪化した。

第3・四半期のGDPは、季節調整済みの年率換算で前期比67.3%増に修正された。