バイデン氏、中小企業に税優遇 ワクチン接種で有給扱いなら

Reuters

発行済 2021年04月22日 06:01

[ワシントン 21日 ロイター] - バイデン米大統領は21日、従業員による新型コロナウイルスワクチン接種を有給扱いとする中小企業を対象に税額控除を行うと表明した。

「大小を問わず、全ての州における全ての雇用主に対し、従業員が予防接種を受けるために必要な休暇を有給で与えるようお願いしたい」と語った。

税額控除の対象となるのは従業員数500人未満の企業で、9月までの期間、従業員1人につき1日511ドルを上限に事業主に還付される。従業員500人未満の企業による雇用者数は全米の民間労働者の約半数を占める。