NY市、7月1日に「全面再開」へ 市長「トンネルの先に光」

Reuters

発行済 2021年04月29日 23:50

更新済 2021年04月30日 04:18

[ニューヨーク 29日 ロイター] - 米ニューヨーク市のデブラシオ市長は29日、7月1日にニューヨーク市の経済活動を「全面再開」することを計画していると発表した。同市で新型コロナウイルス流行に伴うロックダウン(都市封鎖)や制限措置が実施されてからすでに1年超となる。

デブラシオ市長はMSNBCに対し、同市の人口の約830万人に対し630万回分のワクチン接種が行われたとし、ニューヨーク市が正常化に向かうことを楽観していると語った。

ワクチン接種計画で一段と進展する余地があるとしつつも、ニューヨーク市民の70%超が少なくとも1回目の接種を終えたと強調した。

「店舗やオフィス、劇場の営業を完全に再開する用意が整っている」とし、「トンネルの終わりにようやく明かりが見えてきた」と述べた。