単発請け負いの「ギグワーカー」、大半は従業員と分類すべき=米労働長官

Reuters

発行済 2021年04月30日 11:32

[ワシントン 29日 ロイター] - ウォルシュ米労働長官は29日、運転手や配達員など単発で仕事を請け負う「ギグワーカー」について、米国では大半が「従業員」に分類されるべきだとの考えを示した。

雇用に関する政策が転換されれば、ギグワーカーに依存する企業はコストが増大する公算が大きい。こうした懸念から、29日の米株式市場で配車大手のウーバー・テクノロジーズは6%、リフトは9.9%、それぞれ下落。料理宅配のドアダッシュとグラブハブもそれぞれ7.6%安、4.2%安となった。