韓国大統領、北朝鮮との平和構築に意欲 任期残り1年「最後の機会」

Reuters

発行済 2021年05月10日 14:48

[ソウル 10日 ロイター] - 韓国の文在寅大統領は10日、就任4年に合わせて演説し、任期残り1年が北朝鮮との永続的な平和を構築するための最後のチャンスと考えていると表明した。北朝鮮の核・ミサイルプログラムを巡る協議が停滞する中、行動に乗り出す時だと訴えた。

文大統領は今月21日にワシントンでバイデン米大統領との会談を控えている。

文大統領は「残りの任期1年は不完全な平和を不可逆的な平和に変化させるための最後の機会になると考えている」と指摘。「長い協議時間も終わりに向かっている。行動を起こす時だ」と述べた。