ハマス高官、数日以内の停戦に言及 ガザ戦闘

Reuters

発行済 2021年05月20日 07:12

更新済 2021年05月20日 16:36

[ガザ 20日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスの高官は19日、イスラエル軍との戦闘について、数日以内に停戦で合意できるとの見通しを示した。

バイデン米大統領は同日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談を行った。ジャンピエール米大統領副報道官は会談後記者団に、「大統領は、停戦への道筋として、きょう大幅な緊張緩和を期待していると伝えた」と説明した。

エジプト安保関係者によると、イスラエルとハマスは関係国の仲介を受け、停戦に向け大筋合意。しかし、詳細を巡る交渉が秘密裏に続いているという。

ハマス高官はレバノンのアルマヤディーンテレビに対し「停戦に向けた努力は実ると思う」と述べ、「1─2日以内に停戦で合意できると期待している。停戦は双方の合意に基づき成立する」と語った。