中国の「戦狼外交」、欧米の攻撃に対する正当な防衛=駐仏大使

Reuters

発行済 2021年06月17日 15:41

[北京 17日 ロイター] - 中国の盧沙野・駐仏大使は16日、中国が2020年以降採用している攻撃的で、時として高圧的な外交スタンス「戦狼(せんろう)外交」について、中国を抑え込もうとする欧米諸国の攻撃に対する正当な防衛だと主張した。

中国政府系のサイトGuancha.cnとのインタビューで「西洋人の目には、われわれの外交は攻撃的で挑戦的に映るが、実際に攻撃的で挑戦的なのは西洋人の方だ」と指摘。「われわれの権利と利益を守るために正当な防衛をしているにすぎない」と述べた。