中国、ロス前米商務長官らに報復 「反外国制裁法」初適用

Reuters

発行済 2021年07月24日 01:06

更新済 2021年07月24日 05:27

[北京 23日 ロイター] - 中国は23日、米国が香港の北京連絡事務所の中国人職員に制裁を科したことを受け、ロス前米商務長官を含む米国人に報復措置を講じたと発表した。6月に施行した反外国制裁法に基づく初の報復措置となる。

今回の報復措置は、中国問題に関する米連邦議会・行政府委員会(CECC)や米中経済・安全保障問題検討委員会(USCC)、全米民主国際研究所(NDI)、共和党国際研究所、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)、ワシントンを拠点とする香港民主主義評議会など様々な組織の現・元幹部が対象となっている。