NZ全土でインターネットに障害、ハッカー攻撃が原因

Reuters

発行済 2021年09月03日 13:45

更新済 2021年09月03日 14:46

[ウェリントン 3日 ロイター] - ニュージーランドで3日、全国的なインターネット障害が発生した。国内メディアによると、インターネットサービスプロバイダー(ISP)がハッカー攻撃を受けたことが原因。多くのユーザーは障害が復旧したと報告している。

ニュージーランド・ヘラルド紙によると、ISPのボーカス・ニュージーランドの広報担当は、DDoS攻撃(分散型サービス妨害)を受けたとし「影響を緩和する措置を講じている。今後も引き続きサービスの状況を注視し、情報を更新する」と述べた。

DDoS攻撃では、ハッカーがサーバーに処理能力を超える大量のデータを送りつける。

同紙によると、障害は現地時間午後に入ってオークランド、ウェリントン、クライストチャーチで発生。インターネットへの接続ができなくなったが、一部のユーザーは約90分後に復旧したと報告している。