米、17日に気候変動巡る主要国オンライン会議 バイデン氏主催

Reuters

発行済 2021年09月16日 10:23

[ワシントン 15日 ロイター] - 米ホワイトハウスは15日、気候変動対応の行動計画を話し合うため、バイデン大統領の主催で17日に「エネルギーと気候に関する主要経済国フォーラム(MEF)」のオンライン会議を開催すると発表した。

10月末から英北部グラスゴーで開催される第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)を前に、各国の気候変動対策を強化する狙いがあるという。バイデン氏が4月に主催し、世界40カ国・地域の首脳が参加したオンラインでの「気候変動サミット」の成果を議論の土台にする見通し。

ホワイトハウスは声明で「大統領はMEF会議で、気候に関する行動を強化する緊急性と経済的恩恵の両方を強調する見通し。他の首脳らに対し、COP26や今後数年を見据え、気候に関する目標の強化を呼び掛けるつもりだ」と説明した。