カリブ海の島国バルバドス、英女王の君主制から共和制に移行

Reuters

発行済 2021年11月30日 15:56

[ブリッジタウン 30日 ロイター] - カリブ海の島国バルバドスが30日、英国のエリザベス女王を君主とする立憲君主制を廃止し、共和制に移行した。

バルバドスは400年近く前に英国の植民地となり、1627年から1833年にはアフリカから連れてこられた約60万人の黒人奴隷が砂糖プランテーションで働かされた。55年前に独立。今後も英連邦にはとどまる。

式典に出席したチャールズ英皇太子は「奴隷制は歴史の汚点だった」と表明。サンドラ・メーソン総督が初代大統領に就任した。