Reuters
発行済 2021年12月07日 17:13
[パリ 6日 ロイター] - 来年4月のフランス大統領選で、保守中道系野党・共和党の候補に4日選ばれたバレリー・ペクレス氏(54)の支持率が上昇している。マクロン大統領との決選投票になれば他候補よりも接戦になると予想されている。
週末に実施されたハリス・インタラクティブの世論調査によると、イルドフランス地域圏議会議長を務めるペクレス氏の支持率は3ポイント上昇して14%となり、極右の政治評論家エリック・ゼムール氏と拮抗。しかし極右国民連合(RN)のマリーヌ・ルペン党首を4ポイント下回っているほか、まだ立候補を表明していないマクロン大統領には及ばない。
ペクレス氏は自身を3分の1はサッチャー元英首相、3分の2がメルケル独首相と表現し、マクロン大統領の支持基盤である中道右派の有権者に訴えている。一方、右派の2候補が狙う保守派層の支持をさらに獲得する必要に迫られている。
調査では、決選投票になった場合、得票率53%対47%でマクロン氏がペクレス氏に勝利すると予想。ルペン氏との決選投票なら55%対45%、ゼムール氏となら62%対38%でそれぞれ勝利すると予想した。
が書いた: Reuters
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