韓国次期統一相、北朝鮮体制批判活動の再開容認を示唆

Reuters

発行済 2022年04月14日 14:48

[ソウル 14日 ロイター] - 韓国次期政権で南北問題を担当する統一相に指名された権寧世(クォン・ヨンセ)氏は14日、現政権が2020年に導入した北朝鮮体制批判活動を禁止する措置に反対する立場を改めて表明した。北朝鮮に向けて再び体制を批判するビラなどが散布され、同国の怒りを招く恐れがある。

権氏は、ビラ散布活動の禁止は言論の自由を侵害するものだと指摘。記者団に対し「このような活動を法的に規制することは、憲法上問題があると考える」と述べた。