メルケル氏、ウクライナ侵攻「正当化余地ない」 在任の外交努力強調

Reuters

発行済 2022年06月08日 14:37

[ベルリン 7日 ロイター] - ドイツのメルケル前首相は7日、同国ジャーナリストのインタビューで、ロシアのウクライナ侵攻は「国際法を無視した残虐な攻撃」で、正当化の余地はないと非難した。首相在任中にロシアからの天然ガスパイプライン計画を支持するなどし、米国などからロシアに融和的と批判されたことについては、自分は現在のようなウクライナ危機に陥るのを防ぐため一生懸命に外交解決を試みたと主張した。

メルケル氏は、ウクライナ危機に関して「何もしなかったと自分を責めはしない」と言い切った。