タイ首相職務復帰へ、憲法裁が任期上限超えていないと判断

Reuters

発行済 2022年09月30日 18:07

更新済 2022年09月30日 23:18

[バンコク 30日 ロイター] - タイ憲法裁判所は30日、プラユット首相は任期の上限である8年を超えていないと判断し、5週間にわたる職務停止からの復帰に道を開いた。

野党はプラユット氏が8年前に主導したクーデターの後に樹立された軍事政権の暫定首相としての期間を首相在任期間に含めるかどうかを明らかにするよう求めていた。

憲法裁はプラユット氏の首相在任期間は新憲法が公布された2017年から起算すべきと判断した。プラユット氏は再選されれば25年まで首相を続けられる。選挙管理委員会によると、遅くとも来年5月7日までに選挙を実施する必要がある。