欧州各国のウクライナ在外公館に「血まみれの小包」、警備強化へ

Reuters

発行済 2022年12月02日 23:16

更新済 2022年12月03日 01:18

[キーウ/マドリード 2日 ロイター] - スペインの首都マドリードのウクライナ大使館に2日、動物の目が入った不審な小包が届けられたと、ウクライナとスペイン当局者が明らかにした。

ウクライナ外務省報道官によると、独特の色と匂いを持つ液体が付着した「血まみれ」の小包は、ハンガリーやオランダ、ポーランド、クロアチア、イタリアの大使館のほか、伊ナポリやポーランド・クラクフ、チェコ・ブルノの総領事館にも届けられた。

報道官はフェイスブックで「このメッセージの意味を検証している」とし、クレバ外相が関係する全ての在外公館に警備の強化を指示したと説明した。