台湾は既に「独立」、独自の総統選出で証明=副総統

Reuters

発行済 2023年10月06日 14:49

更新済 2023年10月06日 15:18

[台北 6日 ロイター] - 来年1月の台湾総統選の有力候補である与党・民主進歩党(民進党)の頼清徳副総統は、台湾は独自に総統を選出することで既に独立性と主権の保有を示していると述べた。

同氏の陣営が6日、日本のメディアとのインタビューの原稿を公表した。

頼氏は台湾独立を巡る立場を問われ、台湾は地方から総統まであらゆるレベルのリーダーを定期的に選出しているため、「実際のところ既に主権を有し、独立している」と発言。そうでなければ総統選も実施できないはずだとし、「改めて独立を宣言する必要はない」と述べた。

その上で「台湾の主権を守り、民主主義と平和、繁栄を推進するのが私の仕事だ」とした。