WSJ意見記事、米都市は「ジハードの都」と指摘 バイデン氏が批判

Reuters

発行済 2024年02月05日 13:41

Kanishka Singh

[4日 ロイター] - バイデン米大統領は4日、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が掲載したミシガン州ディアボーン市に関する意見記事を批判した。

問題の記事はWSJが2日に掲載した「Welcome to Dearborn, America's Jihad Capital」。筆者の中東メディア研究所(MEMRI)のエクゼクティブディレクター、ステファン・スターリンスキー氏は、宗教指導者や政治家を含む市民がイスラム組織ハマスや過激主義を支持していると指摘した。

バイデン大統領は、X(旧ツイッター)への投稿で、WSJや筆者には直接言及せず、少数の人々の言葉に基づいてグループを非難するのは間違っているとし、「それこそがイスラム恐怖症やアラブに対するヘイト(憎悪)につながり得るもので、ディアボーンや米国のどの町の住民にあってはならないことだ」と述べた。