ロシアとウクライナ、最終的には交渉で解決可能と認識=中国特別代表

Reuters

発行済 2024年03月22日 14:03

更新済 2024年03月22日 15:36

Joe Cash

[北京 22日 ロイター] - 中国の李輝ユーラシア事務特別代表は22日、ロシア、ウクライナ両国について、和平交渉を巡っては互いの立場を強く主張しており、大きな隔たりがあるが、両国は話し合いを通じて危機を解決できると考えていると指摘した。

記者団に語った。李氏は今月、ロシア、ウクライナ、ドイツ、フランス、ポーランドを歴訪した。

同氏は、欧州へのシャトル外交を通じた中国の取り組みをロシアが感謝していると指摘。ウクライナも李氏の訪問を重視しているという。

ロシアとウクライナは和平交渉を巡り見解の相違があるが「(両国では)誰もが(交渉を通じて)最終的には危機を解決できると依然信じている」と発言。「最終的には銃ではなく交渉によって戦争が終わるということに誰もが同意している」と語った。