パレスチナ加盟の検討再開、国連安保理 11年以来

Reuters

発行済 2024年04月09日 11:24

更新済 2024年04月09日 12:10

Daphne Psaledakis

[8日 ロイター] - 国連安全保障理事会の4月の議長国マルタは8日、パレスチナの正式加盟申請を安保理加盟審査委員会に付託し、月内に審査するよう求めた。

パレスチナのマンスール国連大使は、国連で「オブザーバー国家」の地位を得てから12年が経過したと指摘。安保理がパレスチナの正式加盟を承認し、パレスチナ国家とイスラエルの「2国家共存」という「世界的なコンセンサス実現に自らを向上させるよう切望する」と表明した。

パレスチナ自治政府は先週、2011年に申請した正式加盟の再検討を要請した。