独、ジェノサイド支援の非難に反論 ガザ巡りニカラグアが提訴

Reuters

発行済 2024年04月10日 11:18

更新済 2024年04月10日 11:37

Stephanie van den Berg

[ハーグ 9日 ロイター] - ドイツは9日、イスラエルへの武器売却を巡りニカラグアから国際司法裁判所(ICJ)に提訴された問題で、パレスチナ自治区ガザでのジェノサイド(大量虐殺)を支援しているとするニカラグアの主張を否定した。

ドイツは昨年10月のガザ戦闘開始以降、イスラエルを最も強く支持してきた同盟国の一つ。

独外務省の法律顧問はICJで、ニカラグアの訴えは性急で証拠が弱く、管轄権欠如のため却下されるべきだと主張。ドイツは武器輸出が国際法を順守しているか審査しているとし、「イスラエルとパレスチナの人々に対する責任を果たすために最大限の努力をしている」と強調した。