11時00分時点の日経平均は3日ぶり反落、ゲンキーや安川電が上昇率上位にランクイン
Fisco
発行済 2017年07月21日 11:10
更新済 2017年07月21日 11:33
11時00分時点の日経平均は3日ぶり反落、ゲンキーや安川電が上昇率上位にランクイン
20日の米国市場では原油価格の下落やホームセンター株安が響き、NYダウは28ドル安となった。
為替市場では、ドラギ欧州中央銀行（ECB）総裁の発言を受けたユーロ買いに連れて円相場も強含み、本日の日経平均はこうした流れを受けて54円安でスタートした。
寄り付き後は好業績株や決算期待の高い銘柄を中心に買いが入り、日経平均は下げ渋る場面も見られたが、足元では戻り一服となっている。
個別では、売買代金トップの任天堂 (T:7974)が小高いほか、出光興産 (T:5019)、レナウン (T:3606)、キヤノン (T:7751)などが堅調。
キヤノンは業績観測が報じられている。
第1四半期決算と業績予想の上方修正を発表した安川電 (T:6506)が商いを伴って急伸しており、ファナック (T:6954)、三菱電 (T:6503)、ＳＭＣ (T:6273)などのFA（工場自動化）関連銘柄にも買いが向かっている。
また、決算発表のゲンキー (T:2772)も大きく買われ、安川電とともに東証1部上昇率上位に顔を出している。
一方、ソフトバンクＧ (T:9984)、三菱ＵＦＪ (T:8306)、トヨタ自 (T:7203)、三井住友 (T:8316)、ファーストリテ (T:9983)などがさえない。
一部証券会社の目標株価引き下げが観測されたＴＤＫ (T:6762)は3％超安。
また、Ｖコマース (T:2491)、インテージＨＤ (T:4326)、Ｈ．Ｉ．Ｓ． (T:9603)などが東証1部下落率上位となっている。
（株式アナリスト 小林大純）
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