11時00分時点の日経平均は続伸、ＴＤＫや富士フイルムの上げ目立つ
Fisco
発行済 2017年07月20日 11:12
更新済 2017年07月20日 12:00
11時00分時点の日経平均は続伸、ＴＤＫや富士フイルムの上げ目立つ
19日の米国市場では、6月住宅着工・建設許可件数の予想上振れや原油価格の上昇が好感され、NYダウは66ドル高となった。
日欧の金融政策決定会合の結果発表を控え、為替相場は1ドル＝111円台後半と引き続き円高推移しているが、本日の日経平均は米株高を受けて26円高からスタートした。
寄り付き後は上値の重い展開が続いたものの、前場後半に差しかかると上げ幅を広げ、一時20100円台を回復している。
個別では、トヨタ自 (T:7203)、ソフトバンクＧ (T:9984)、三菱ＵＦＪ (T:8306)、ソニー (T:6758)などが小じっかり。
ＳＵＭＣＯ (T:3436)、村田製 (T:6981)、ルネサス (T:6723)は2％超の上昇。
一部証券会社の投資評価引き上げが観測されたＴＤＫ (T:6762)は5％高、開発中の認知症薬について発表した富士フイルム (T:4901)は4％高と上げが目立つ。
業績観測が報じられたマルハニチロ (T:1333)も急伸。
また、レナウン (T:3606)が商いを伴って大幅続伸しており、安永 (T:7271)やシーアールイー (T:3458)などとともに東証1部上昇率上位に顔を出している。
一方、任天堂 (T:7974)が小安いほか、ファーストリテ (T:9983)、三井住友 (T:8316)、東芝 (T:6502)などがさえない。
前日買われたｅｎｉｓｈ (T:3667)も下げに転じている。
また、ｇｕｍｉ (T:3903)、北の達人 (T:2930)、ＵＫＣＨＤ (T:3156)などが東証1部下落率上位となっている。
（株式アナリスト 小林大純）
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