【先週に続き物色意欲は根強い、JASDAQ平均は上値追い続く】20日(月)
■概況■2948.54、+24.96
20日(月)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20が揃って続伸となった。
値上がり数は403、値下がり数は232、変わらずは68。
日経平均は円高を嫌気して売り先行で始まったが、JASDAQ平均は買い先行でスタートすると、その後も上げ幅を広げる展開となった。
先週に引き続き値動きの軽い中小型株に対する物色意欲の強さが窺えた。
◆注目銘柄◆
17年8月期の上期予想の上方修正を発表したハピネス&D (T:3174)がストップ高で上昇率トップ。
その他、AI家電に100億円規模の投資と報じられるオンキヨー (T:6628)も急伸し昨年来高値を更新。
17年12月期の業績急拡大見通しが材料視されたJHD (T:2721)、子会社が視神経炎治療薬に関する実施許諾契約を締結したDWTI (T:4576)もストップ高となった。
セリア (T:2782)は株式分割と増配を発表して堅調。
一方、水素関連として前週買われていた山王 (T:3441)は、25日線割れで手仕舞いの動きに。
前週末に買われたジーダット (T:3841)やRPJ (T:3350)はどちらも利益確定売りに押される。
日本アイエスケ (T:7986)は17年12月期の横ばい見通しが嫌気され失望売りが広がった。
ハマイ (T:6497)は決算期待を背景にこれまで上昇していただけに、発表を受けて出尽くし感が優勢となった。
JASDAQ-TOP20では、クルーズ (T:2138)、デジタルガレージ (T:4819)、エン・ジャパン (T:4849)、メイコー (T:6787)などが堅調。
ウエストHD (T:1407)、セプテーニHD (T:4293)などが軟調となった。
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【利益確定をこなしJASDAQ平均は8連騰】21日(火)
■概況■2959.08、+10.54
21日(火)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Indexが揃って続伸。
一方、JASDAQ-TOP20が反落となった。
値上がり数は390、値下がり数は227、変わらずは88。
終日小動き。
20日の米国市場は「プレジデンツ・デー」の祝日で休場であったこともあり、手掛かり材料に乏しいなか日経平均は小幅に上昇して始まり、JASDAQ平均も買い先行でスタートした。
後場に日経平均が一段高となったが、JASDAQ平均はわずかに上げ幅を縮めるに留まり、8営業日続伸で取引を終えた。
◆注目銘柄◆
連結子会社がライオン (T:4912)などと共同研究と報じられたソフィアHD (T:6942)が一時ストップ高まで急伸し、上昇率トップとなった。
17年3月期末に記念配当を実施すると発表したシステムズD (T:3766)も急騰。
出資先のソレイジアファーマ {{|0:}}のマザーズ上場承認をうけてDWTI (T:4576)にも物色が向かった。
その他、アエリア (T:3758)は新規ゲームに期待した買いが継続、共同PR (T:2436)は割安感から注目された。
売買代金上位では、ピクセルCZ (T:2743)、フューチャーベンチャーキャピタル (T:8462)、ブロードバンドタワー (T:3776)などが上昇。
一方、直近IPO銘柄の安江工務店 (T:1439)、ウイルプラスH (T:3538)、本日から信用取引の日々公表銘柄に指定されたミズホメディー (T:4595)、前日ストップ高のハピネス&D (T:3174)などが利益確定の流れとなった。
JASDAQ-TOP20では、セプテーニHD (T:4293)、デジタルガレージ (T:4819)、エン・ジャパン (T:4849)、夢真HD (T:2362)などが堅調。
クルーズ (T:2138)、フェローテック (T:6890)などが軟調となった。
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【主力株へ資金シフトの動きもJASDAQ平均は9連騰】22日(水)
■概況■2966.29、+7.21
22日(水)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Indexが揃って続伸。
JASDAQ-TOP20が反発となった。
値上がり数は319、値下がり数は275、変わらずは102。
小動き。
日経平均は買い先行でスタートするも、19500円水準での上値の重さが意識され、寄り付き後は伸び悩んだ。
その一方で、JASDAQ平均は同じく買い先行で取引を開始すると、終日狭いレンジ内での値動きとなった。
なお、東芝 (T:6502)や楽天 (T:4755)が急伸したこともあり、主力株への資金シフトの動きも見られ売買代金、出来高ともに前日比で減少している。
◆注目銘柄◆
好需給の直近IPO銘柄として安江工務店 (T:1439)に物色が向かいストップ高で上昇率トップ。
野村マイクロ (T:6254)も17年3月期業績予想の上方修正を受けた上昇が続きストップ高。
その他、GFA (T:8783)、ナガオカ (T:6239)、17年12月期の大幅増収増益見通しを好感した買いが続くJHD (T:2721)などが上昇率上位に。
シンガポール法人との業務提携を発表したデュアルタップ (T:3469)にも関心が向かった。
売買代金上位では、スマホゲーム「A3!」が200万DL突破と発表したアエリア (T:3758)、セグエ (T:3968)、テラ (T:2191)、トレイダーズ (T:8704)などが上昇。
一方、ソフィアHD (T:6942)は子会社に関する報道を受けて前日急伸した反動で下落率トップ。
その他、前日急騰したナカボーテック (T:1787)、本日引け後に決算控え手仕舞いの動きとなった大和コンピューター (T:3816)、AI家電に100億円規模の投資との一部報道が前日刺激材料となったオンキヨー (T:6628)などが下落率上位にランクイン。
JASDAQ-TOP20では、ハーモニック (T:6324)、デジタルガレージ (T:4819)、エン・ジャパン (T:4849)などが堅調。
フェローテック (T:6890)、ユビキタス (T:3858)、平田機工 (T:6258)などが軟調となった。
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【後場に盛り返しを見せ、JASDAQ平均は10連騰】23日(木)
■概況■2977.49、+11.20
23日(木)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20が揃って続伸となった。
値上がり数は347、値下がり数は270、変わらずは77。
日経平均は前日比0.05円高と小幅高で始まると、JASDAQ平均も同じく買い先行でスタート。
その後日経平均は寄り付きを高値に下げ幅を広げる展開となるなか、JASDAQ平均も前引けにかけて上げ幅を縮めた。
なお、後場に日経平均が下げ幅を縮めるにしたがって、JASDAQ平均も上げ幅を再び広げ10営業日続伸で取引を終えた。
◆注目銘柄◆
17年12月期の大幅増収増益見通しを好感した買いが連日続いているJHD (T:2721)がストップ高で上昇率トップ。
シンガポール社への不動産売却で提携効果への期待感が改めて高まったデュアルタップ (T:3469)も一時ストップ高まで急伸。
JCコムサ (T:2876)も引き続き17年3月期業績予想の上方修正を評価する動きに。
インターライフ (T:1418)やテックファム (T:3625)は、世界的なカジノ経営者が日本進出アピールとの報道で物色の対象となった。
また、全国で初めて自治体向けのクラウド型健診・検診予約サービス「スマートヘルスナビ」を3月から提供すると報じられたスマバリュ (T:9417)も後場一段高に。
野村マイクロ (T:6254)も大幅続伸で、一時08年以来となる1000円台に乗せる場面を見せた。
前日は決算控えての手仕舞い売りとなった大和コン (T:3816)は、17年7月期の上期予想の上方修正を発表し、減益幅が縮小見込みとなったことが好感される格好に。
安江工務店 (T:1439)にも引き続き資金が向かった。
一方、AKIBA (T:6840)、DWTI (T:4576)、パウダーテック (T:5695)が揃って前日比-9%台と大幅に下落。
また、前日上昇が目立ったGFA (T:8783)、ナガオカ (T:6239)、テラ (T:2191)などは利益確定売りに押された。
JASDAQ-TOP20では、ベクター (T:2656)が前日比+10%と上昇目立つ。
その他、セリア (T:2782)、ハーモニック (T:6324)、エン・ジャパン (T:4849)、インフォコム (T:4348)などが堅調。
フェローテック (T:6890)、ユビキタス (T:3858)、田中化研 (T:4080)などが軟調となった。
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【TOP20は堅調な銘柄目立つ、JASDAQ平均は11連騰】24日(金)
■概況■2982.63、+5.14
24日(金)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20が揃って続伸となった。
値上がり数は348、値下がり数は251、変わらずは99。
週末要因の他、足元の円高推移なども嫌気され日経平均は売り先行でスタートし、JASDAQ平均も久しぶりに売り先行で取引を開始した。
しかし、日経平均が前日終値水準まで値を戻すのに伴って、10時ごろにプラス圏を回復。
後場には一時上げ幅を縮める場面もあったが、きょうの高値水準で取引を終え11営業日続伸となった。
◆注目銘柄◆
臨時株主総会に向けた思惑が広がったDデザイン (T:4764)が前日比18%高と急伸。
その他、タツモ (T:6266)、大谷工業 (T:5939)、アエリア (T:3758)、ナガオカ (T:6239)などが上昇率上位にランクイン。
一方、下落率トップは前日比11%安で北雄ラッキー (T:2747)となった。
その他、きょくとう (T:2300)、マックスバリュ北海道 (T:7465)、イオン九州 (T:2653)などが期末の株主優待や配当の権利落ちで下落。
野村マイクロ (T:6254)は本日からの信用規制実施が重しとなり、前日比-11%と急落した。
連日急騰していたJHD (T:2721)や、17年12月期の赤字拡大見通しが嫌気されたDWTI (T:4576)は利益確定売りが広がる格好。
JASDAQ-TOP20では、セプテーニ (T:4293)が大引けにかけて強い値動きとなった。
その他、ハーモニック (T:6324)、エン・ジャパン (T:4849)、フェローテック (T:6890)、夢真HD (T:2362)、アイサンテクノ (T:4667)、フェローテック (T:6890)など堅調な銘柄が目立った。
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