【反落、オービスが上昇率トップに】3日(月)
■概況■3038.44、-7.40
3日(月)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均が反落、J-Stock Indexが続落、JASDAQ-TOP20が反発となった。
値上がり数は223、値下がり数は406、変わらずは64。
日経平均は前週末の下落を受けた自律反発の動きから買い先行でスタート。
JASDAQ平均も同様に買い先行で取引を開始したが、寄り付き直後を高値にじりじりと上げ幅を縮め、前場にマイナスに転じると、後場も同様の展開となった。
なお、大引けにかけては日経平均の上昇に伴って、JASDAQ平均も下げ幅を縮めている。
◆注目銘柄◆
オービス (T:7827)がストップ高で上昇率トップ。
18年10月期の第2四半期に9億円超の補助金収入を計上する予定との発表が材料視された。
ロングライフHD (T:4355)は前週末に続き、合弁会社が中国・青島市政府による訪問介護事業を受託したとの発表をはやす。
ソレキア (T:9867)は佐々木ベジ氏が同社株式に対するTOBについて、買付価格を従来の3700円から4500円に変更したことで関心が向かった(買付期間も4月19日まで延長)。
ソルガム (T:6636)はタイやメキシコでのスーパーソルガム種子販売に関するリリースが手がかり材料に。
その他、内外テック (T:3374)、初穂商事 (T:7425)、星医療酸器 (T:7634)などが上昇率上位にランクイン。
一方、下落率トップは前週末比12%安の太洋工業 (T:6663)。
25日線を一気に割り込んできている。
ウッドF (T:8886)は17年5月期の第3四半期の営業利益が前年同期比93.2%増となるも市場期待に届かず売りが優勢に。
その他、ケアサービス (T:2425)、こころネット (T:6060)、北川精機 (T:6327)、遠州トラック (T:9057)などが下落率上位にランクイン。
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【続落、地合いが悪い中フルヤ金属に関心】4日(火)
■概況■2978.07、-60.37
4日(火)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Indexが続落、JASDAQ-TOP20が反落となった。
値上がり数は78、値下がり数は590、変わらずは35。
予想を下回る経済指標やロシアでのテロ事件を嫌気した米株安の他、為替も円高方向に振れていたことから日経平均とJASDAQ平均は揃って売り先行で取引を開始。
その後も終日下げ幅を広げる展開となったが、大引けにかけては若干値を戻している。
JASDAQ平均は本日の下落を受け、25日線を一気に割り込む展開となった。
◆注目銘柄◆
フルヤ金属 (T:7826)がストップ高で上昇率トップ。
人体に有害なアレルギーや悪臭の原因となる揮発性有機化合物(VOC)などの除去用として需要が高まっている低温活性触媒(FT-eco触媒)の量産技術を確立し、17年4月から量産体制を構築するとの発表が材料に。
ロングライフHD (T:4355)は引き続き物色継続。
補助金収入計上に関する発表が材料視され前日に買われたオービス (T:7827)は連日のストップ高。
成学社 (T:2179)は、子会社がフィリピンに英会話の運営会社を設立したと発表し関心が向かった。
細谷火工 (T:4274)は、自爆テロとされるロシア地下鉄での事件や北朝鮮の党機関紙が長距離弾道弾の発射準備を示唆したことを受けて、防衛関連銘柄の一角として物色対象に。
その他、不二精機 (T:6400)、RSC (T:4664)、ケアサービス (T:2425)などが上昇率上位にランクイン。
一方、下落率トップは前日比10%安の共同ピーアール (T:2436)。
初穂商事 (T:7425)は、足元の上昇に対する利食いが優勢に。
その他、ミズホメディー (T:4595)、メディカル一光 (T:3353)、プラザクリエイト (T:7502)などが下落率上位にランクイン。
また、ネットマーケティング (T:6175)やNo.1 (T:3562)など直近IPO銘柄にも換金売りが広がった。
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【続落、終日模様眺めムード】5日(水)
■概況■2971.92、-6.15
5日(水)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均が続落、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20が反発となった。
値上がり数は265、値下がり数は349、変わらずは89。
原油相場の上昇を背景とした米株高の流れで、日経平均は買い先行でスタート。
一方、JASDAQ平均は小幅ながら売り先行で取引を開始したが、すぐさま切り返す動きに。
しかし、米国では週末に雇用統計の発表が控えているほか、5日の米国ではADP雇用報告やISM非製造業景況指数の発表が予定されていることもあり、終日模様眺めムードが強かった。
JASDAQ平均は10時ごろにマイナスに転じると、そのままマイナス圏で取引を終えている。
◆注目銘柄◆
オービス (T:7827)が一時ストップ高で上昇率トップ。
連日の急騰で16年6月高値を更新。
DWTI (T:4576)は急伸し、上値抵抗線として意識されていた25日線を一気に突破してきている。
一部メディアが日立造船 (T:7004)の海水淡水化プラント事業に関して報じたことで、日立造船が大株主となっているナガオカ (T:6239)にも思惑が向かったもよう。
3Dマトリクス (T:7777)は、中国のCPC社と吸収性局所止血剤のライセンス許諾契約を締結したとの発表が材料視された。
フルヤ金属 (T:7826)は、低温活性触媒(FT-eco触媒)の量産技術確立を引き続きはやす。
その他、クルーズ (T:2138)、シダー (T:2435)、エスプール (T:2471)などが上昇率上位にランクイン。
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【大幅続落、JASDAQ-TOP20も全銘柄が下落】6日(木)
■概況■2907.91、-64.01
6日(木)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均が大幅続落、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20が反落となった。
値上がり数は54、値下がり数は616、変わらずは30。
5日の米国市場は、3月ADP雇用統計が好感されて買いが先行したが、FOMC議事録が嫌気され引けにかけて下げに転じていた。
この流れで日経平均とJASDAQ平均は揃って売り先行で取引を開始。
米中首脳会談を控えている他、地政学リスクの高まりも意識されていたことから、終日軟調な値動き。
なお、本日は16年6月24日以来の大幅な下落となった。
◆注目銘柄◆
細谷火工 (T:4274)がストップ高で上昇率トップ。
弾道ミサイルを発射した北朝鮮に対して、米トランプ大統領は武力行使を排除しない姿勢を示している。
また、米中首脳会談で中国にも積極的役割を果たすよう求める考えのもよう。
北朝鮮の6回目の核実験は秒読みとの韓国政府関係者の声も一部で報じられており、地政学リスクの高まりを背景に同社や重松製作所 (T:7980)など防衛関連銘柄に関心が向かった。
ソレキア (T:9867)は、富士通 (T:6702)が同社株式に対するTOBについて、買付価格を従来の4000円から5000円に変更したことが材料視された。
その他、ネットマーケティング (T:6175)、ぱど (T:4833)、協和コンサルタンツ (T:9647)などが上昇率上位にランクイン。
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【反発、後場には落ち着きを取り戻す】7日(金)
■概況■2915.83、+7.92
7日(金)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20が揃って反発となった。
値上がり数は347、値下がり数は266、変わらずは84。
6日の米国市場は、原油相場の上昇が好感され小幅ながらNYダウは上昇。
前日に日経平均が264.21円安と大幅に下落していたこともあり、日経平均とJASDAQ平均は揃って買い先行でスタート。
しかし、10時過ぎごろに、米国がシリアにミサイルを発射したと報じられると両指数ともに急速に上げ幅を縮小し、マイナスに転じた。
しかし、後場には落ち着きを取り戻し切り返す展開で、JASDAQ平均は小幅ながらプラス圏で取引を終えている。
◆注目銘柄◆
遠州トラック (T:9057)がストップ高で上昇率トップ。
ヤマト運輸がアマゾンの当日配送サービスから撤退する方針と報じられたことから、Amazon関連銘柄として受注拡大などの思惑が向かったもよう。
シーズメン (T:3083)は、ネクスグループ (T:6634)と資本業務提携契約を締結したとの発表が材料視された。
細谷火工 (T:4274)は、米軍がシリア国内の標的に巡航ミサイルを発射したことで物色が向かった。
ベクター (T:2656)は、B.MARKETINGと業務提携を結び、B.LEAGUE公認スポーツゲーム「B.LEAGUEドリームアリーナ」のゲーム化権を取得したとの発表が好感された。
ダイケン (T:5900)は宅配ロッカー関連として物色が向かった。
その他、アールエスシー (T:4664)、アイケイ (T:2722)、プロパティエージェント (T:3464)などが上昇率上位にランクイン。
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