(T:8306) 三菱UFJ 719.4 +12.1メガバンクは総じて買い優勢。
注目された米FOMCでは、想定通りバランスシートの縮小開始が発表され、年内1度の追加利上げ見通しを維持した。
また、来年の利上げも従来同様3回が予想される形となっており、インフレが進まないなかで、想定よりもタカ派との見方が優勢になっているようだ。
長期金利の上昇を受けて米金融株が上昇した流れを、同社など国内メガバンクも引き継ぐ形になった。
(T:6590) 芝浦 392 +36急騰。
特に新規の材料は観測されていないが、テーマ性に関心が向かう格好となったようだ。
同社はリチウムイオン電池や燃料電池など二次電池の製造ラインや溶接装置などを手掛けているほか、有機EL用の貼り合わせ装置なども展開している。
また、従来東芝 (T:6502)
が保有していた株式の移動に伴う再編の動きなども中期的には期待される形のようだ。
(T:6272) レオン自機 1571 +175大幅反発で一時上昇率トップ。
業績予想の上方修正を発表。
上半期営業利益は従来予想の14.4億円から20.8億円、通期では28.1億円から35.6億円に上方修正。
年間配当金も22円から28円に引き上げている。
日本やアジアにおける食品加工機械の販売が計画を上回る推移となっているもよう。
第1四半期の状況から上振れ期待はあったが、2ケタ減益予想から一転して2ケタ増益見込みとなり、インパクトが強まる状況。
(T:3655) ブレインパッド 1175 +118大幅反発。
「JTB旅カード」を運営するJ&J事業創造にダイナミックセグメンテーションシステム「exQuick」を提供と発表、業績寄与への期待が先行したもよう。
また、ディープラーニング分野の研究開発で先行していることから、今後の量子コンピューター実用化においてメリットが高まるとの指摘などもあるようだ。
本日はフィックスターズ (T:3687)など量子コンピューター関連銘柄への物色も見られた。
(T:3064) MRO 3295 -230大幅反落。
アマゾンジャパンが企業向けに特化した通販サービス「アマゾンビジネス」を本格的に開始したと発表。
オフィス用品や工具、業務用の食品や学校向けの書籍などを揃えるもよう。
各社の値段を比べられ、配達日時指定サービスも無料で使えるようだ。
工場・工事用間接資材のネット通販を手掛ける同社にとっては、競争激化につながるとの懸念が高まっているもよう。
同様に本日はアスクル (T:2678)も売り優勢の展開に。
(T:3549) クスリのアオキ 6450 -490大幅反落で下落率トップ。
前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は32.7億円となり、前年同期単独比では8.0%の増益となっている。
出店効果や既存店売上の好調などで増収増益決算となった。
ただ、市場予想は若干未達だったとみられ、出尽くし感からの利食い売りが先行する形に。
とりわけ、粗利益率の改善が確認できなかったことなどをマイナス視する見方もあるようだ。
(T:3672) オルトプラス 974 +60大幅反発。
スマホ向けゲーム「ソラとウミのアイダ」の事前登録者数が35万人を突破したとの発表が材料視された。
広島県尾道市を舞台とした、宇宙魚捕獲アクションゲーム。
原作・総監督に『サクラ大戦シリーズ』等の作品を手がけたことで有名な広井王子氏を迎えていることで話題に。
本日から東京ゲームショウが開催されていることもあり、思惑的な資金も向かいやすかったようだ。
(T:1605) 国際帝石 1179 +41.5大幅続伸で1月以来の高値水準に。
前日のWTI原油先物価格は0.93ドル高の1バレル=50.41ドルとなり、終値ベースでは7月31日以来の50ドル台乗せとなっている。
イラクのルアイビ石油相が、OPEC加盟・非加盟の産油国が現行の協調減産措置について、来年4月以降の期限延長や減産規模の拡大などを協議中と表明したことが買い材料に。
原油市況上昇でメリットが大きい同社に関心が向かう展開へ。
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