(T:6098) リクルートHD 2634 -105.5反落。
上半期決算を発表、7-9月期営業利益は520億円で前年同期比22.8%減益となっているが、前年同期に子会社株式売却益を計上していることが背景であり、EBITDAは673億円で同14.8%増と2ケタ増益を達成している。
主要セグメントが揃って好調な推移となっている。
ただ、株価の割安感が強くないなか、一段の上値追い材料とまでは捉えられず、一旦は出尽くし感が先行する形に。
(T:8306) 三菱UFJ 736.2 -5.7もみ合い。
上半期決算を発表、純利益は6269億円で前年同期比27.8%増、通期計画に対する進捗率は66%に達している。
相対的に順調な決算となっているものの、先に観測報道が伝わっていたこともあって、インパクトは乏しいようだ。
また、上限1000億円の自社株買いについても、半年ごとに毎回実施されており、織り込み済み。
決算サプライズが限定的なことで、本日は地合いの悪化に押される形のようだ。
(T:3686) DLE 457 +50大幅反発。
前日発表した第1四半期決算がポジティブインパクトにつながった。
営業利益は0.8億円で前年同期比3.5倍、通期予想は1.7億円の赤字であり、想定以上の好スタートと捉えられている。
セールスプロモーションの増収、「TGC」ブランドの伸長、新規事業の順調な立ち上がりなどが好業績の背景に。
株価が安値圏で推移していたこともあり、見直しの動きが強まる流れとなっている。
(T:4047) 関電化 1237 +47大幅反発。
上半期決算を発表している。
営業利益は41.8億円で前年同期比3%増益、従来予想の37億円を上回り、一転増益での着地となった。
半導体・液晶用特殊ガス類の需要が想定以上となっているもよう。
通期予想も従来の70億円から75億円に引き上げている。
ステラケミファ (T:4109)が下振れ決算を発表していたことで、警戒感も強まっていた中、より安心感が強まる状況に。
(T:3288) オープンハウス 5120 +700ストップ高。
9月期決算を発表、営業利益は376億円で前期比20.1%増となり、先の業績修正水準での着地。
一方、今期は447億円で同18.8%増益の見通し、戸建関連事業の順調な拡大に加えて、マンション事業も大幅な伸びを見込む。
一部季刊誌予想なども上回る増益見通しにポジティブな反応が強まった。
また、新たに策定した中期計画では、20年9月期経常利益を前期実績の361億円から600億円に拡大する計画。
(T:8309) 三住トラスト 4081 -240大幅反落。
前日に上半期決算を発表、純利益は前年同期比14.2%減の754億円となり、通期計画に対する進捗率は50.3%となっている。
本業収益は資金利益が0.7%増と比較的好調だが、焦点となっている手数料は同8.9%減と依然さえない状況。
一時的なマイナス影響のほか、ホールセール手数料が大幅減に。
全般的に金融関連株がさえない流れとなっていることも逆風に。
(T:7747) 朝日インテック 7160 +690大幅反発。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は42億円で前年同期比36%増益となった。
市場予想を5億円程度上回っている。
上半期・通期計画は修正されていないものの、ハリケーンにより競合の生産が不安定になっているもようでもあり、上振れ余地は大きいとの見方に。
ガイドワイヤーや貫通カテーテルなどが好調なほか、対ユーロでの円安進行も好業績に寄与している。
(T:5363) TYK 392 -62大幅反落。
上半期決算を発表、営業利益は12.4億円で前年同期比60%増益となった。
従来予想の9.8億円を大幅に上回っている。
鉄鋼向け耐火物のほか、新素材関連商品の需要増加などを背景に、通期予想は15.3億円から17.9億円に上方修正。
ただ、業績上振れ期待は高まっており、前日にかけて株価は一段高となっていた。
第1四半期と同水準の伸び率にとどまったことで、上振れは想定の範囲内との見方が優勢に。
(T:6502) 東芝 288 -4売り優勢。
TV事業を行う子会社の売却を発表。
売却益は250億円で今期中に計上される可能性が高い。
業績計画には織り込まれておらず、今期の上振れ要因につながる。
また、映像事業は赤字事業ともなっていたため、来期以降の収益押し上げ要因にもつながっていくとの見方も多い。
構造改革のスピード感を意識させるとの評価もあるが、債務超過解消は東芝メモリの売却完了に係っているため、評価の反映は限定的。
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