日経平均は続落、円高重しで2万円割れ
Fisco
発行済 2017年07月24日 15:50
更新済 2017年07月24日 16:00
日経平均は続落、円高重しで2万円割れ
21日の米国市場では、ゼネラル・エレクトリック（GE）の決算や原油安、国債利回り低下を受けてNYダウは31ドル安となった。
円相場は米政権運営に対する懸念から強含み、本日の日経平均は126円安からスタートした。
朝方に一時1ドル＝110円台後半まで円高が進んだこともあり、日経平均は前場に19901.88円
（前週末比197.87円安）まで下落する場面があった。
引けにかけて日銀による上場投資信託（ETF）買い入れへの思惑から下げ渋ったが、節目の2万円を割り込んで本日の取引を終えた。
大引けの日経平均は前日比124.08円安の19975.67円となった。
東証1部の売買高は15億6143万株、売買代金は1兆9163億円だった。
業種別では、ゴム製品、その他製品、保険業が下落率上位だった。
一方、上昇したのは繊維製品、小売業、不動産業の3業種のみだった。
個別では、売買代金トップの任天堂 (T:7974)や出光興産 (T:5019)が2％超下落したほか、三菱ＵＦＪ (T:8306)、トヨタ自 (T:7203)、みずほ (T:8411)、ソニー (T:6758)、三井住友
(T:8316)などが軟調。
花王 (T:4452)は上期の業績観測が報じられたが3％近い下落となり、東製鉄 (T:5423)も好決算ながら大きく売られる場面があった。
また、千趣会
(T:8165)、ＫＩＭＯＴＯ (T:7908)、Ｕ−ＮＥＸＴ (T:9418)などが東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、ソフトバンクＧ (T:9984)がしっかり。
傘下の米スプリントがCATV大手と提携交渉に入ったと報じられた。
その他、安川電 (T:6506)、東芝 (T:6502)、東レ
(T:3402)などが堅調。
ＫＬａｂ (T:3656)は新作ゲーム事前登録者の順調な増加で5％超高。
また、北の達人 (T:2930)、エンプラス (T:6961)、協栄産 (T:6973)などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
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が書いた: Fisco
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