21日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり202銘柄、値下がり18銘柄、変わらず5銘柄となった。
日経平均は反発。
20日の米国市場では、主要企業の決算や堅調な経済指標が好感されたほか、ムニューシン財務長官がまもなく税制改革案を公表すると発言したことから政策期待も再燃し、NYダウは174ドル高となった。
為替相場も1ドル=109円台前半から半ばまで円安に振れ、日経平均は161円高でスタートした。
寄り付き後はフランス大統領選挙の第1回投票を前に手控えムードもあり、18500円台後半を中心としたもみ合いが続いた。
ただ、大引け前に年金とみられる大口のインデックス買いが入り一段高となった。
大引けの日経平均は前日比190.26円高の18620.75円となった。
東証1部の売買高は18億6244万株、売買代金は2兆2391億円だった。
業種別では、ガラス・土石製品、電気・ガス業、ゴム製品、海運業、証券が上昇率上位だった。
一方、サービス業のみ下落した。
値上がり寄与トップは東エレク (T:8035)、同2位はソフトバンクG (T:9984)となり、2銘柄で日経平均を約30円押し上げた。
東エレクは4.1%高。
米国市場の流れを受けて半導体関連株の上昇が目立った。
一方、値下がり寄与トップは富士フイルム (T:4901)となり、下落率は4.0%だった。
17年3月期の決算発表を延期することを公表している。
同2位の安川電 (T:6506)は、決算を評価するものの、利益確定の流れが優勢だった。
*15:00現在
日経平均株価 18620.75(+190.26)
値上がり銘柄数 202(寄与度+205.52)
値下がり銘柄数 18(寄与度-15.26)
変わらず銘柄数 5
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:8035) 東エレク 12300 485 +18.44
(T:9984) ソフトバンクG 8090 100 +11.41
(T:6367) ダイキン 10700 220 +8.36
(T:6954) ファナック 22385 195 +7.41
(T:4503) アステラス薬 1524 32.5 +6.18
(T:9433) KDDI 2887 26 +5.93
(T:6857) アドバンテ 2074 61 +4.64
(T:6902) デンソー 4798 109 +4.14
(T:7203) トヨタ 5855 101 +3.84
(T:6301) コマツ 2764 98 +3.73
(T:6971) 京セラ 5964 46 +3.50
(T:7270) SUBARU 4102 92 +3.50
(T:5108) ブリヂストン 4497 86 +3.27
(T:7733) オリンパス 4110 80 +3.04
(T:7267) ホンダ 3115 38 +2.89
(T:4911) 資生堂 2955 75 +2.85
(T:4502) 武田 5284 70 +2.66
(T:6762) TDK 6620 70 +2.66
(T:4578) 大塚HD 5091 68 +2.59
(T:6305) 日立建 2598 67 +2.55
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:4901) 富士フイルム 3987 -168 -6.39
(T:6506) 安川電 2003 -60 -2.28
(T:4324) 電通 6100 -50 -1.90
(T:2269) 明治HD 9250 -170 -1.29
(T:4755) 楽天 1145 -28 -1.06
(T:6702) 富士通 670.3 -12.9 -0.49
(T:6502) 東芝 207.3 -12.6 -0.48
(T:9064) ヤマトHD 2259 -12.5 -0.48
(T:3382) 7&I-HD 4538 -10 -0.38
(T:7751) キヤノン 3481 -2 -0.11
(T:2432) DeNA 2377 -8 -0.09
(T:3103) ユニチカ 89 -2 -0.08
(T:3402) 東レ 960.8 -1.2 -0.05
(T:3101) 東洋紡 190 -1 -0.04
(T:7003) 三井造 163 -1 -0.04
(T:8303) 新生銀 200 -1 -0.04
(T:6508) 明電舎 393 -1 -0.04
(T:4689) ヤフー 506 -2 -0.03
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