プレシャント・セラピューティクス(Prescient Therapeutics Ltd)は、臨床段階の癌治療会社で、細胞治療や標的治療等、癌に対する個別化医療アプローチの開発に注力し、CAR-Tや標的治療アプローチによる、各種癌に対する治療法の開発にも注力する。【事業内容】CAR-T療法と標的療法からなる、癌に対する幅広い治療薬のパイプラインを有する。製品パイプラインには、「OmniCAR」、「PTX-100」、「PTX-200」が含まれる。「OmniCAR」は、ユニバーサル免疫受容体プラットフォームで、単一の細胞製品で制御可能なT細胞活性と多抗原ターゲティングを可能にする。「PTX-100」は、ゲラニルゲラニルトランスフェラーゼ-1として知られる癌増殖酵素を阻害する第Ib相臨床候補化合物である。「PTX-100」は、Ras及びRhoA変異を有する癌に焦点を当てた血液および固形癌を対象とした薬物動態バスケット試験を実施中である。「PTX-200」は、臨床第Ib/IIa相候補である。「PTX-200」は新規のPHドメイン阻害剤であり、Aktとして知られる重要な腫瘍生存経路を阻害する。