バイキング・セラピューティクス、肥満症薬が中期試験で効果証明
- 執筆:Reuters
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バイキング・セラピューティクス(Viking Therapeutics Inc)は、代謝および内分泌障害の治療法の開発に注力する臨床段階のバイオ医薬品会社である。【事業内容】主要な臨床プログラムの薬剤候補である「VK2809」は、甲状腺ホルモン受容体ベータ(TRb)の経口投与可能な組織および受容体サブタイプの選択的アゴニストである。生検で確認された非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)患者を対象とした「VK2809」の第IIb相臨床試験である「VOYAGE」試験を実施する。また、「VK0214」も開発中である。「VK0214」はX連鎖性副腎白質ジストロフィー(X-ALD)に対するTRbの組織および受容体サブタイプ選択的アゴニストであり、保護バリアの崩壊を特徴とするまれなX連鎖性遺伝性神経疾患である。脳や神経細胞を取り囲む。X-ALD患者を対象とした「VK0214」の第Ib相臨床試験に取り組む。その他の臨床プログラムには、経口投与可能な非ステロイド性選択的アンドロゲン受容体モジュレーター(SARM)である「VK5211」が含まれる。