(内容を追加しました) [上海 2日 ロイター] - 上海総合指数 .SSEC 前営業日比 売買代金概算 前場終値 3173.0831 37.2794安 1570.3億元(上海A株) 寄り付き 3148.1360 62.2265安 前営業日終値 3210.3625 51.9422安 2840.5億元(上海A株)
ハンセン指数 .HSI 前場終値 24438.50 68.55安 486.9億香港ドル 寄り付き 24347.27 159.78安 前営業日終値 24507.05 88.80安 851.3億香港ドル
2日の中国・香港株式市場は続落して前場を終えた。中国証券監督当局が一連の新規 株式公開(IPO)案件を承認したことや、1月の中国製造業購買担当者景気指数(PM I)が予想外に節目の50を下回ったことに圧迫された。 頭取が当局の取り調べを受けていると報道された中国民生銀行 1988.HK 600016.SS が大きく下落した。
上海総合指数 .SSEC 前場終値は37.2794ポイント(1.16%)安の317 3.0831。大型株中心で深セン上場銘柄を含む滬深300指数 .CSI300 は29.6 17ポイント(0.86%)安の3404.773。
香港市場のハンセン指数 .HSI 前場終値は68.55ポイント(0.28%)安の2 万4438.50。ハンセン中国企業株指数(H株指数) .HSCE は163.91ポイン ト(1.40%)安の1万1556.19。
Dongguan Securitiesのアナリスト、Pan Shaochang氏は「信用取引をめぐる調査やI PO、近づいている旧正月が市場を圧迫している」と指摘した。 中国証券監督管理委員会は30日、24のIPO案件を承認した。一部の投資家は1 1月以降約40%上昇している株式市場の過熱を抑制する試みだとみている。 当局は株価上昇の主な背景とみられる信用取引についてすでに調査を開始している。 中国民生銀行は香港市場で4%近く下落。上海市場では1.4%安となった。同行を めぐる懸念から金融株は両市場で下落した。
一方、中国東方航空 600115.SS は上海市場で0.8%上昇。燃料価格の下落を背景 に2014年の利益が最大60%増加するとの見通しを示したことが好感された。